とねぎファームは千葉県柏市にあるねぎに特化した法人組織です

当社では土・栽培方法・品種の3つに基準を定め、安心・安全で高品質な旬のねぎの生産体制を確立しております。

この3つの基準を満たしたものを「とねぎのねぎ」としてお客様へお届けいたします。

利根川の肥沃な土でねぎを栽培しています

利根川のめぐみがもたらした肥沃な農地が生み出す良質なねぎ、それが「とねぎのねぎ」です。

当社の農場は千葉県柏市の田中調節池という特殊な場所にあります。

この田中調節池は、第二次世界大戦後に利根川沿いの湿地帯を開拓してできた広大な農業地帯です。利根川が運んできた肥沃な土が比類のない良質な農地を造成しました。

また、田中調節地には隣接する利根川の洪水の際に、下流の水位を低下させるために川の水を流入させ、一時的に洪水を貯える機能があります。

2019年10月に発生した台風19号による洪水では、農地が完全に水没する事態となりました。

栽培中のねぎは大きな被害を受けましたが、一方で利根川の水が運んできた栄養分やミネラル成分が農地に供給され、ねぎの栽培により適した土壌となりました。

これは土壌診断による成分分析の結果でも証明されています。

大暴れ川と呼ばれた利根川の洪水災害と共生してねぎを栽培する。これが良質なねぎを生産できる最大の理由なのです。

安心・安全なねぎの栽培方法を追求しています

当社は千葉県柏市でねぎを栽培する、ねぎのプロフェッショナルです。

千葉県柏市は古くから全国有数のねぎの産地として、市場に多くのねぎを供給してきた実績があります。

地域の農家の方々の言葉に耳を傾け、最新の情報と組み合わせながら日々、栽培技術の向上に取り組んでおります。

具体的には化学肥料や農薬を極力使わないようにしています。地道に土づくりをすることにより、植物本来の自然の抵抗力を高め病害虫に強いねぎをつくります。

健康な農地を維持するため、堆肥や有用菌の投入を積極的に行っております。

当社では食の安心・安全を第一とした栽培方法でねぎを生産してまいります。

 

品種の厳選と坊主不知ねぎの再興に取り組んでいます

千葉県柏市では古くから「坊主不知(ぼうずしらず)」と呼ばれるねぎが栽培されてきました。当社の地元では「無坊(むぼ)」とも呼ばれています。

この坊主不知ねぎは、その名の通りねぎ坊主が出ないという特性があります。通常、ねぎは春になるとねぎ坊主が出て食味が低下してしまいます。ですが、この坊主不知ねぎは、ねぎ坊主が出ないため、春でも美味しいねぎが食べられるという優れものです。

ですが、「坊主不知ねぎ」は食味は良くても見た目が悪く、栽培に手間がかかるなどの理由から生産量が年々減少しています。

そんな状況に危機感を抱いた当社では、ねぎ本来の旬の味をお客様へお届けするため、当社ではあえて見た目が悪く、栽培に手間がかかる「坊主不知ねぎ」の栽培を拡大しています。

「お客様に本物の旬の味をお届けしたい」という想いから、当社ではねぎの品種を厳選し、高品質なねぎを生産してまいります。

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